29日、30日を残しながらまぐろまんの4月度の営業は終了しました。前年同月比では138%そして目標比では115%、そして何よりも過去最高の販売数量となりました。未知の世界に向かって「まぐろまん」の営業を始め、試行錯誤の状態からのスタートでしたが、現段階ではほぼ工場の稼働率の限界線まで拡販して来ました。多くの方々に支えられながら、微かな光明が見出されたこの4月でした。しかし製造の限界ということもあって「次のフェーズ」に入ることを余儀なくされているのも現実です。経営陣との話し合いで「海外での製造」ということも現実味を帯びて来ましたし、営業面でも今までのようなやり方ではなく、全く新しい段階でのスタイルを構築する必要に迫られています。益々面白くなってきました。マグロの常識を覆す商品として世に送り出した「まぐろまん」は、無名の商品からいよいよマグロ業界の軸になるような段階に来ていることを痛感しています。そんな新しい段階に相応しく「新車」が送られて来ました。3年リースの更新時で車種は同じですが、気持ちが新たになります。やる気が漲って来ます。
約50年後の日本(8,700万人)
恐るべき統計が発表されました。約50年後の2070年に日本の人口が8,700万人になるということで、実に3割以上も減少することになります。それだけではなく4割が65歳以上の高齢者となり、14歳以下の若年層は一気に減少し、現役世代の1人が高齢者1人を支えるというとんでもない世界が目前に迫っているというニュースでした。正に「どうする、日本」です。医療の進歩によって高齢者が増加して行くことはある意味仕方のないことかも知れませんが、「少子化」だけは絶対に食い止めなければなりません。「子供を産んでも育てられるような環境ではない」と考えてしまうような子育て世代に絶対させない政策が絶対に必要です。また、それ以前に「結婚なんて考えられない」というような若者を作ってはならない。結婚しなければ子供が出来ない、それが100年続けば人類は滅亡してしまいます。核戦争以上の危機です。聖書の初めに「生めよ、殖えよ、地に満ちよ」と神が祝福したとありますが、今は完全に逆行しています。今こそ賢者が必要です。
小いわしのフライ
まぐろまんの製造工場が生産が追い付かないほど逼迫状況であることは先にも述べた通りです。営業側としても現段階でこれ以上の新規獲得は困難と判断し、生産が落ち着くまでの間他商品の拡販に努めて行こうとしています。「スモークサーモン」や「ニシンなめろう」に続き第3弾として提案したのが「小いわしのフライ」です。こちらも担当者が非常に気に入って頂き「是非提案してください」と言われ連休前の最後の仕事として規格書・見積書等の作成作業に取り組んでいるところです。瀬戸内海産の新鮮な原料を使用し、既にパン粉をまぶしているので「後はそのまま揚げるだけ」で非常に美味しいフライが出来上がるという商品です。もちろんまぐろまんの代用品にはなりませんが、この連休前のまぐろまんの激しい出荷数量の手助けになれるようにと取り組んでいます。この小いわしは、弊社代表が直接広島の工場まで出向いて行って探してきた商品で、何とか道を開きたい一心で営業提案した結果でした。在庫数は潤沢にあるとのことですので他社にも紹介できればと思っています。
最高出荷数量の更新中
連休前の最後の週を残しながらですがまぐろまんの現時点での出荷数量は過去最高を更新中です。前年同月比で133%、今年度の月間目標の110%を先週時点で越えています。9波の恐れを懸念しながらもコロナが次第に落ち着きを取り戻しているという状況とインバウンドの戻りが徐々に見え始めていることなどが理由ではないかと思われます。それにしても過去最高出荷量を更新しているということは裏を返せば出荷現場が想像以上に逼迫していることの表れでもあります。工場内はパートさんも多く、それぞれの家庭的な事情なども加味しながら勤務して貰っていることから勤怠管理もかなり難儀していると聞いています。しかし職人気質の工場長の最もこだわる点は「どんなに出荷量が増えても絶対に品質レベルは下げてはならない」という一語に尽きると思います。決して手を抜かず、自分の目で確かめて合点がいくものだけを出荷するという当初の姿勢は絶対に崩しません。だからこそノークレームのまぐろまんが出来上がるのであり、絶対的な信頼の下で営業も出来るのだと感謝にたえません。
夏日到来⁉
寒かった期間が長かったと思っていたら突然夏日のような日差しに驚いてしまいました。まだ4月中旬だというのに、これが9月10月まで続くかと思うととても耐えられない気持ちになる一日でした。気候ばかりではない世の中の動きが激し過ぎてとても付いて行けそうにありません。
最近のニュースとしては、①スーダンで紛争があり邦人の救出が困難 ②首相演説時の爆発事件では殺傷能力の高い爆弾が使用されたか ③コロナ第9波が到来する可能性あり ④チャットGPTが神奈川県の市で試験使用 ⑤阪神、広島に負けるも同率首位 ⑥貿易赤字は過去最高額 ⑦ウクライナの反転攻勢が近いなど、社会の動きは目まぐるしいものの経済回復と社会の安定を心底願うばかりです。
健康管理
先日の内視鏡検査の結果がまだ来ていませんが、さほど体調が悪い訳でもなく血便なども出ないことから「やはり短期的な痔の出血だったのかな」と自己判断しています。油断は禁物でいつ健康を害しても可笑しくない年齢に差し掛かっていることから「健康管理」の重要性を痛感しています。最も大きな課題は「緑内障」ですが、こちらも先日検査して貰ったところ「現状維持かな、でも8月にはもう一度視野検査をさせてください」と眼科医からは忠告を受けています。次には健診で経過観察と言われた「腎臓結石」です、たまに腰痛が起こるのはその結石が原因のようですが、暫くすると痛みも改善するので放置状態です。ちょっと気になるのは「便秘ぎみ」です、3日か4日ほど続くと排便の際に脂汗が出るほど苦しみます。水分が足りないのかも知れないということで、数日前から水筒に白湯を入れて飲むことにしました。効果があるようです、昨日も今日も快便で「すっきり」しました。もともと便秘はしない方なのですが、やはり年齢の影響か徐々にその方向に進んでいるようです。「白湯」は自分に合っているようなのでしばらく続けてみるつもりです。そして出来る限り8階までの階段を日に一回は登るようにしています。
久しぶりのクレーム?
「そんなことを言うならもうまぐろまんは取らない、これが最後だ。他社のマグロを辞めてまで取って来たのに、今更何を言うんだ。」と大阪駅前の居酒屋さんの店長が激しくご立腹との知らせを受けました。順序立てて内容を聞いてみれば全くの行き違いなので「それでは早速伺って説明して来ますので」と返答をしました。内容はこうです、『まぐろまんの製造が間に合わないほど出荷量が増えているために今後新規のお客様にはリードタイムを7日にして下さい、と問屋の責任者にお話ししたことをこの居酒屋の担当者の方が聞き違いたかどうかは不明ですが、継続客にも7日に変更になると伝えてしまったところから間違いが生じてしまいました』すぐに居酒屋さんに駆け付けるとちょうど店長さんが仕込みの最中でしたが快く対応して頂きました。詳細を丁寧に説明し「通常通りで問題ないのでご注文をお願いします」とお話ししてご納得を頂きました。「まぐろまんは使い易いし、今まで以上に売れるし、実は昨日も欠品しそうで危なかったところだ。本当にリードタイムが7日になったら辞めようと思っていたところだった」と率直にお話をただきました。無事に収めることが出来て胸を撫で下ろしました。
ニシンなめろう
取引先の社長から「ニシンなめろう」を作ったのだがどこか売り先はないかとの問い合わせを受けていました。250gパックなので家庭用で行けるかもしれないと先回スモークサーモンを取り入れてくれた通販会社にダメ元で提案してみました。担当者は「こちらも面白そうなので最小ロットで良ければやってみたい」との返事を頂きました。原料はノルウェイ産のニシンを千葉県の加工場で製品化するものです。サンプルを担当者に送ってみると更に好評で「出来るだけ早くに実行しましょう」ということでトントン拍子に話が進展して行きました。メーカーは元々BtoB専門の会社なのでBtoCとなるといくつかの許可証などを取る必要があり若干時間を要しますが、それも快諾してくれて早速商品化することに決まりました。スモークサーモンにしてもニシンなめろうにしても専門外の商品にはなりますが、逆にこれらの商品を通じてまた新たな人脈が出来つつあることに非常に喜びを感じています。どちらも4月25日を納品予定日にしていて、GW(ゴールデンウィーク)までには何とか間に合いそうでどちらもヒット商品になることを願うばかりです。
心斎橋筋
日曜日の午後、久しぶりに街に出掛けてみました。心斎橋筋を本町駅から南に向かって歩き出しました。最初は人の出も疎らな感じでしたが、難波方面に南下するに連れて徐々に増えて来ました。大丸パルコを過ぎた辺りから「多いなあ」と感じ始め、徐々に速度が落ちて来ました。そして同時に隣や周りの声が聞こえるようになると「日本語じゃない」と気が付き始め、いつの間にかインバウンドの旅行客ばかりだとはっきり分かるようになりました。グリコの看板前まで来るともう身動きも出来ないほどになっていました。そのまま難波高島屋まで行って一休みすることにしましたが、「ほぼ旅行客は戻って来たかな」と感じました。そして以外にマスクを付けていない人が多いのに驚きました。2020年の初めにコロナが始まり、以来3年数ヶ月マスク生活がすっかり身に着いてしまいましたが、ようやく本来の生活に戻りつつあるように感じました。生きていれば様々なことに遭遇するのは当然なことかも知れませんが、コロナの完全終息を心底祈りながら真っ青な初夏の一日を楽しみました。
スモークサーモン
まぐろまんの生産が追い付かないという現状を踏まえ、営業としてはしばらくの間まぐろまんに替わるような商品を探して行かなければならなくなりました。そんな矢先に紹介を受けたのが「スモークサーモン」です。滋賀県北部にある加工場で生産していて親子3代に渡ってスモークサーモン一筋に拘って創り上げて来た会社でした。早速見せて貰ったところ、上質な原料とこだわりの技術で仕上げた逸品で主に関東圏に出荷しているとのことでした。通販に向いているかなと思って紹介したら「即決」でした。「これは良い商品ですね、すぐに取りかかりたいので必要な書類などを準備してください」と言われました。商品は3種類、50gの手軽なパック、500gの業務用、そして炙り焼サーモンです。それぞれスタートとして各3ケースの注文を頂きました。まぐろまんで築いた信頼関係の上で良き商品があればどんどん紹介できそうです。