三重県の業者さん

かなり以前から松茸や国産牛などをECサイトで販売し、相当な業績を上げて来た三重県の業者さんが友人の中の一人としておりました。冬には更にカニなども扱って結構繁盛していたようでした。ところがこのコロナ禍やインバウンド需要の落ち込みの影響を受けて業績は厳しいとのこと。「三宝さんでやっている『まぐろまん』を販売させて貰えないだろうか」と相談を受けました。取引しないという理由はなかったので快く承諾しました。暫くすると「得意先にサンプルとして出したいのだが200g冊では大き過ぎるので半分程度にならないだろうか」との依頼を受けました。工場と相談して出すことにしました。すると早速、天身40PCと中トロ30PCの注文が入りました。「連休後の15日には使いたいという秋田県の得意先に出荷するというので最低でも13日には届けて欲しい」と言われ、工場に確認すると「何とかしよう」ということになり承諾しました。すると返事が来て「更に追加で天身を40PC最短で送って欲しい」と。得意先との長年の信頼関係の上での商売だとすぐに察しがつきました。その場限りの儲けも必要だがそれ以上に大切なものはやはり「信用」だと再確認しました。


2日間の出張

2月5日(日)6日(月)2日間での出張がありました。新商品の開拓を目論んで代表と一緒に兵庫県と山口県に出掛けて来ました。今年はまぐろまんの基盤の上に新商品を上乗せして行こうという代表の考えの元での第一歩です。新分野への挑戦なので面白いです。そして何が出て来るか分からないのでハラハラドキドキですが、今年は本当に動く気配を感じるのでどんどん挑戦して行こうと考えています。商品に関してはもう少し煮詰まった段階でお知らせできればと思います。来週は関東方面への出張第2弾を計画し、予定を入れることにしました。日程は14日(火)~17日(金)までです。


動きの気配を感じて

三○食品株式会社

正○様 お世話になっております。まぐろまんですが社内で検討させていただいた所 現場の担当者からも感触が良く出来れば早速取引したいと考えております。発注方法は、どの様な方法でさせて頂ければよいでしょうか又、各店での納品書については、弊社本社でも把握したいのですが、データ等で頂けるのでしょうかご教示ください。宜しくお願いいたします。

という嬉しいメールが届いていました。また昨日は香港からの買付担当者が来日し、まぐろまんのプレゼンと試食を行いました。つたない説明を通訳を介して熱心に聞いて頂きました。来週帰国する際にサンプルを持参して頂くことになりました。現地でスーパーお寿司を25店舗展開されているとのことで導入して頂ければ嬉しいです。


2月がスタート

好調な滑り出しを見せた2023年の開幕月は予想を超える前年同月比47%増でした。ケータリング会社への説明試食会も好評だったようで問屋の担当者さんから「先方の責任者からみんなの評判は上々だった。早速導入の方向で進めたので詳細を聞かせて欲しい。」との連絡を受けました。説明会の時も調理現場の人から「マグロは本当に難しい、正直なところ悩んでいる」とのお話もあり、期待を持って待っていました。『通常の冷凍マグロは最終地点(ケータリング会社)に到着するまではずっと冷凍のままの状態で輸送され、最終地点の調理場で解凍して初めて「問題なかった」あるいは「色が出ない」「ドリップが多すぎる」といきなり結果を押し付けられる格好になります。ところがまぐろまんは調理場で行われる解凍を自社工場内で実施しており、使えない商品はその時点で除外し、100%使えるもののみを出荷するというマグロ業界ではかつてないシステムを開発したところに大きな強みがあります。』今回の説明会ではその情報がしっかりと届いたものと確信しました。電気代の高騰や資材の値上など逆風もありますが、「良いものを作れば必ず受け入れて貰える」を信じて2月度の営業に向かいたいと思います。


商談が進む

19日(木)に審査会議がありそれに向けてキハダと天身のサンプルを出荷しました。大手居酒屋チェーンが、既に出店している東南アジアの某国に送るための審査会議ということでした。現在冷凍キハダを送っているのですが変色が激しく代用品を探しているとのことでまぐろまんのサンプルを送ることになりました。先ほどその会議の様子を電話で聞いてみたところ「品質は抜群で問題なし」とのことでした。特に天身は非常に美味しくて最高評価を頂いたそうですが、実際に使うのはキハダなのでそれを現在も検討中でまだ結論は出ていないということでした。課題は何かと聞いてみますと「賞味期限」だと。30日間はきついかも知れないとのこと。航空便なら問題ないのですが運賃のことを考えると船便になり、その期間を含めると30日でどの程度消化できるかが論点のようでした。「それならドライアイスを混入しその間の時間を稼ぐのはどうか」との提案をして再度検討して貰うことになりました。最低ロットを100㎏に設定した見積もりを提示しましたが、テストケースで何回か半分程度に減らして試すことも併せて提案しましたが、何よりも「品質は問題なく良好」とのことなので是非この商談は纏めたいと考えております。


3年ぶり

我が社の代表が大阪に来ました。実に3年ぶりのことでした。「3年前に来た時にはちょうどダイヤモンドプリンス号が問題になったニュースが流れていた」と振り返りながら嵐のようなコロナ禍の3年をしみじみと語っていました。経営者としての苦節は我々には計り知る術もありませんがよくぞ持ち応えてくれたものだと感無量であり感謝にたえないものを感じます。今回の来阪はインテックス大阪で開催されているFOOD STYLE展示会に参加するためでした。ところが直前になって昨日福岡の問屋さんから「毎回まぐろまんを福岡から大阪の百貨店に送っているのですが、今回の雪で陸送が出来ないので何とか松山から送れないでしょうか」との問い合わせがありました。「実は明日大阪に行くことになっているので持参して届けます」ということになって福岡では大喜びだったそうです。3年ぶりの大阪なのにまさかそんな運搬の仕事に遭遇するとは、ある意味本当に運の良い代表だと思いました。届け終わって「今回の輸送には松山―大阪の往復運賃が掛かっていますから」と福岡の問屋さんの担当者に冗談を言って見せる余裕も見せていました。この運を持って今年は大成功に導かれそうな予感がしました。


列島大雪

10年に一度の大雪と言われるような大寒波が押し寄せて来ました。昨日から今日にかけてどのテレビを観ても大雪の番組しかない程です。関西圏ではJR京都線が一時不通になりました。そして周辺地域はどこも3㎝~10㎝の積雪を記録しているようです。松山の本社からは「積雪でヤマト宅配便の本日の引き受けが出来ない、明日以降になる」とのこと。雪国ではない当地においては積雪は正に未体験の世界です。今朝も市場の社長に電話してみると「家の前の積雪で車を出すことが出来ず、どこへも動けん」と嘆いていました。ところが不思議なことに大阪市内だけは全く雪らしいものがありません。嘘のようですが本当の話です。そして午前中から真っ青な空で、風は多少あっても気持ちのいい冬空で、全国の雪が本当に気の毒に思うばかりです。実際今日と明日はFOOOD STYLEの開催日になっていて、明日我が社の代表と一緒に訪ねるつもりですが、様子を聞いてみると雪の影響か出足は悪いとのことでした。自然現象で仕方のないことですが、出来れば降らないで欲しいと願うばかりです。


ケータリング会社

昨年11月に開催された「リカー&フーズ」展示会の主催会社の系列で関西の地方都市にケータリング会社があり、そこの担当者から「是非一度まぐろまんの説明を聞きたい」との申し出があって昨日伺って来ました。参加されたのは主催会社(ホールディングス)の取締役統括本部長、そしてケータリング会社の社長を筆頭に幹部の方々ご一同でした。まぐろまんの説明を行い、更に質疑応答、そして試食会とあっという間に許容時間の1時間が経過してしまいました。地方都市の本店を中心に全6店舗を持って、屋内屋外を問わずにお寿司や仕出しなどをお届けするスタイルで営業を展開している会社です。当然マグロはメイン食材として使っている訳ですが、料理長さんたちが言うには「とにかく難しい。黒くなってしまうのも多いし、非常に神経をすり減らす食材だ。」とのことでした。もし「このまぐろまんが説明通りなら直ぐに使ってみても良い。ちょうど今が食材を見直そうとしていた矢先だ」と取締役統括本部長が口添えをして頂きました。早速調理現場にサンプルを送って検討して頂くことになりました。


誕生日

1月23日は友人の誕生日です。今朝LINEでお祝いのメッセージを送りました。しかし何か物足りないと思っていたところ「そうだ奥様にも何か伝えよう」と思い、やはりLINEで書き記しました。書いているうちにこの夫妻はあまり仲が良くないらしいと聞いたことがあるので「是非二人でお茶会をして祝賀してください」と書きながら、お茶代くらいはプレゼントしようと思い立ち、かつて我が息子が「友人の誕生日には細やかなプレゼントとしてお茶代を出すことにしているんだ」と言っていたので、私もやってみることにしました。時代の流れである「paypay」口座から、奥様の電話番号の検索を行い、そこを友達登録して、後は送金するだけで完了です。短文でのメッセージも送れます。最後は送金完了画面をスクリーンショットで撮影し、それをLINEメッセージとして送りました。奥様が、ご主人をお茶に誘ってお互いに今までのことやこれからのことなどを語り合って更に夫婦関係が深まることが出来ればこんなに嬉しいことはありません。


新装開店

登録されていない電話番号からの呼出音が鳴り出てみると「カタコトの日本語でロブスターとカニの見積が欲しい」ということで「どちら様でしたか」と尋ねました。すると「以前に勤めていた飲食店(得意先)の店長を退職しお店を開くのでお願いします」と返って来ました。とりあえず見積書を作成し、言われた住所を訪ねて行くと一人職人が開店前の準備をしていました。中に入ると当人がおられたのでいろいろお話を伺いました。海外からの団体客をメインに迎える飲食店で開店は来月中旬になるが、既に26日と27日に先予約が入っていてどうしてもロブスターとカニが必要になり電話したとのことでした。店内はまだ改装中で26日まであと1週間なのに間に合うのかなと思いましたが、取り急ぎ見積書をお渡しすると早速目を通されて「検討してすぐに返事をします」とのことでした。以前勤めていたところも海外観光客をターゲットにするお店でしたが、このコロナ禍でほぼ来客が激減してしまいました。最近ようやくインバウンドが戻りつつあることから開店に漕ぎつけた感じでした。繁華街からはちょっと離れた場所ですが、落ち着いた雰囲気のお店なので繁盛しそうです。千客万来を念願します。